新しい評価基準
グッドガバナンス認証を取得しました
2019年12月 全国で14番目のグッドガバナンス認証をいただき、2023年11月 認証更新を受けました。
【参考】非営利組織評価センター
グッドガバナンス認証とは
簡単に言いますと、「民間非営利組織による評価により、ある一定の基準を満たしている民間非営利組織が受けることができる認証制度」です。
評価は、ベーシック評価(23基準)とJCNE※が行うアドバンス評価(27基準)があり、いずれもクリアした組織に対し認証審査を経て「グッドガバナンス認証」がなされます。
詳しくはコチラをご覧ください→非営利組織評価センター
※一般財団法人 非営利組織評価センター/Japan Center for NPO Evaluation(JCNE)
特定非営利活動法人(NPO法人)は2020年4月30日現在、51,216法人あり、そのうち1,157法人が、認定NPOまたは特例認定NPOとなっています。認定NPOや特例認定認定NPOは、一定の寄付があるなど認定要件があり、その要件をクリアすると認められます。認定NPO法人や特例認定NPO法人に寄付をすると寄付者が税制優遇を受けられるため、寄付を集めやすくなるといわれています。
静岡市障害者協会への寄付はこちら。
この認定制度とは別に、(一財)非営利組織評価センターが独自に基準を設け、評価を行うものがグッドガバナンス認証になります。
以下、JCNEのホームページ<非営利組織評価センター>掲載の内容を記します。
◆組織評価の意義
NPOは市民の信頼関係が基礎となって成り立つ組織です。立派な公益的事業を展開していても、運営がずさんでは、組織内外から確かな信頼を得ることはできません。
チャリティの長い歴史を有する欧米諸国や、アジアの一部の国々においては、特色あるNPO評価機関が存在し、NPOをさまざまな視点から評価する文化が社会に根付いています。
これら各国においてはチャリティ団体への信頼度が概ね一様に高く、このことは評価する文化の定着と大いに関連があると言えるでしょう。
私たち非営利組織評価センター(JCNE)がご提供する「組織評価」は、健全な組織運営に不可欠な、定款や諸規定に即した”自律性”や、他から支配介入されない”自立性”を適正に評価・公開することを通して、NPOと支援者との双方をサポートし、支援の拡大に寄与するものとして、国内初の全国規模で展開する制度です。
客観性が確保された組織評価情報が社会に広く共有されることにより、NPOと支援者との間により強い信頼の繋がりが生まれることを、私たちは確信しています。近年、NPOによる事業内容の充実ぶりと社会課題解決への真摯な思いに接する機会が増えています。その一方で、支援者が支援の効果を期待する上で重要なポイントとなる、NPO自らの「自律」と「自立」、即ち「グッドなガバナンス」を維持するための取組みは、質と量との両面において社会の中で十分に得られる状況にありません。そこでJCNEは、信頼性を形に表した組織評価を実施し、支援者との架け橋としてNPO自身の信頼性を証明する認証制度を開始しました。分かりやすい信頼性の証として認証マークの普及を図り、幅広い支援を継続的に獲得できる社会の仕組みに貢献していきます。
(1)NPOにとって
①評価・認証を受けることにより、NPO団体の組織基盤強化(キャパシティビルディング)および事業の改善ができます。
②認証マークにより、NPO団体の活動内容と信頼性が、市民・ステークホルダーに認知されます。
③認証マークをNPO団体の信頼性の証として、広報やファンドレイジング活動に利用できます。
(2)支援者・協力者(寄付者、企業、助成財団、行政等)にとって
①認証マークのあるNPO団体の情報をサイトや広報物で知り、NPO団体への関心と理解をもつことができます。
②支援・協力したいと思い、信頼できるNPO団体を見つけることができます。◆評価・認証の方法
JCNEが第三者評価機関として、評価・認証を行います。
(1)ベーシック評価(23基準)
専門評価員が、23基準を満たしているかについて書面評価を行います。
(2)アドバンス評価(27基準)
JCNEが所定の資格を持つと認め登録した「グッドガバナンス評価員」2名が、
27基準を満たしているかについて、書面評価及び訪問評価を行います。
(3)グッドガバナンス認証
評価結果を総合的に判断し、「グッドガバナンス認証委員会」が決定します。
詳しくは、実施要領を参照ください。